結成30周年となったシニア・コア。意欲的なプログラムに挑戦を続けている定期演奏会も20回目となった。
メンバー自身の手で企画運営を行い、6月には淀橋教会小原記念聖堂で、宗教曲にこだわった選曲を指揮者なしで演奏する
という<Gratia Plena 大いなる恵み>と題したコンサートも開催した。また、これまで取り上げてきた多くの楽曲を一挙に掲載した。
「美しい歌声の輪」を広げるというテーマの第4回目。各地から13ものグループがコリスターとして参加された。今回は舞台上で招待合唱団の合同演奏も行った。
小中学生のジュニアメンバーによる無料コンサート。大きな会場にたくさんのお客様を迎え、グノーのミサ曲、カノン、世界の歌などを披露。聖堂は小さな歌声を美しく響き輝かせてくれた。
「崖の上のポニョ」「トトロ」など宮崎アニメの曲を小学1年生から全員で出演。出演者総勢数百名の中、リハーサルも大変でしたが楽しい体験でした。紅白は50年振りの出演。大橋のぞみちゃんの「ポニョ」で紅組でした。
「美しい歌声の輪」を広げるというテーマの第3回目。コリスターの参加を募り、エンディングコーラスでは11もの合唱団の歌声が客席に降り注いだ。
創立55周年を記念する演奏会は、小さな会場の親密な雰囲気の中で質の高い音楽を聴いていただく機会を多く作ろうという発想で行った。第1回では90歳を超えた創立者 長谷川新一の指揮で、古くからのレパートリーであるペルゴレージ「スターバト・マーテル」も演奏された。
記念年を迎えた作曲家の作品、モーツァルト「ミサ・ブレヴィス ニ短調」、ケルペン「魔の森」、武満徹「うた」等を取り上げた。
LSOTで15年以上の経験を積んだ若い歌い手たち12名によるグループが誕生。ソロ、デュエット、アンサンブルと様々なユニットでの歌声が、美しい響きの小さな会場の中で観客と一体になった。終了後、東京オペラシティ53階で55周年記念レセプションが催された。
記念演奏会の締め括りはパートⅠの会場に戻り、この年に記念年を迎えた作曲家、中世のマショー、デュファイ、オケゲムからモンテベルディ、そしてハイドン、ブラームス、シューベルトなど、最後には中山晋平の作品を取り上げ、幅広く華やかなプログラムとなった。
学期中という時期でもあり、ヴィンテージヴォイスが参加。同じアジアというメッセージを込め「チャングムのテーマ」「北国の春」「涙そうそう」等も歌い、大好評を得た。
台北、桃園、台南と台湾横断の演奏旅行、各地で大歓迎を受けた。台北では台湾国家音楽廟という2000名超のホールに満席の観客を迎え、熱烈な拍手をいただいた。
2007.7.19 神奈川県民ホール、22 びわ湖ホール、25 愛知芸術劇場、28 アクトシティ浜松、31 東京文化会館 出演
他
ルネサンスから現代までの「受難と復活」をテーマにした作品を取り上げた。会場のカテドラルの協力をいただき、全ての演奏曲目に字幕をつけることを試み好評を得た。
クラーク大学教授で長谷川冴子、長谷川久恵の恩師でもあるジョン・リース氏と共に来日。後継者のシスター・ラドンナ・マンタナクBVM率いる26名は若々しくエネルギッシュな演奏を披露した。
〜人びとの歌 世界のうた 歌は人びとを結ぶ〜
アジアでは初開催となった大会に招待合唱団として出演。クロージングガラコンサートではBBCシンガーズと共演。当合唱隊の正指揮者、長谷川冴子が大会の芸術委員長を務めた。
シドニー聖マリア大聖堂でのミサ献歌と演奏会、キャンベラでは国会議事堂でのミニコンサートや演奏会、そしてオーストラリア南端のタスマニア島での音楽祭と教会コンサート。着物姿のメンバーは南半球の真冬に震えていたが、各地で好評を博していた。
合唱隊と縁の深いグループに参加を募り、コリスターとしてエンディングコーラスを一緒に歌い「美しい歌声の輪」を広げるというテーマで開催され、素晴らしいホールで美しい響きを共有した。
「美しい歌声の輪」を広げるというテーマの第2回目。昨年の企画を一歩進めコリスターにも舞台に立っていただき8団体が演奏し、エンディングコーラスには更に4団体が加わった。
読売日本交響楽団の2つの公演(第98回東京芸術劇場名曲シリーズ フォーレ「レクイエム」2003.9.12、第423回定期マーラー「交響曲第3番」2004.1.30)の出演を機に、シニア、ユース・コアのメンバーを核にその他の修了生や外部のメンバーが加わった、演奏する楽曲によっていつでも形を変えて演奏できるグループ「コールスLSOT」が誕生した。
内外からの来賓や恩師、修了生や関係者等、多数の出席をいただいた。これを機に、長谷川冴子が正指揮者に、長谷川久恵が常任指揮者に就任した。
毎年、記念年を迎える作曲家の作品を取り上げて行っている。また、2002.6.22にはメンバー自らが企画主催した「シニア&ユース・コア教会コンサート」(淀橋教会)も行った。
日本を代表する現代作曲家 細川俊夫氏による3作品「テネブレ<暗闇となりぬ>」「歌う木〜武満徹へのレクイエム〜」「森の奥へ〜榎木冨士夫の詩<蘇生>による〜」(世界初演)を芯にした意欲的なプログラムとなった。
福島県山都町の自然の中で夏の合宿と町立山都第三小学校で“歌う木・ミニコンサート”を行った。また、神奈川県相模湖の合唱隊合宿所の近くに新しくできた、相模湖交流センター多目的ホールで“レイク・ミニコンサート”も行った。
他